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2021年12月 6日 (月)

■「会いたい」


何か月も会っていない彼

会おうとすると

色んなことがあり

何か月も会えなかった





「今度の木曜会おう」

そんな風に言われ楽しみにしていた

けれど・・・

お兄ちゃんの咳が止まらない

コロナ禍で作業所へ行くのは不可能

病院へも連れて行かないと

てんかんなどあるので市販薬は服薬無理

用事があるからと実親に言うも

「仕事~!」

会うこと諦め彼に謝った





その前はコロナ急拡大でお互いに

濃厚接触者になたりを繰り返したり

彼の仕事が全くなくなり酷く不安定になったり

私は母の介護や子供たちのこと

そこに先日倒れて発見された叔父の件

全て次々コロナ禍でも会議ばかりで

気が狂ううほど忙しかった




気づけば数か月経過していた

夕暮れ時買い物へ出かけ空を見ていたら

無性に寂しくなり

無性に彼に会いたくなった

何度もスマホを見ては悩み

たった一言

「会いたい」と送信

しばらくしたら彼から電話

「今どこにいるの?」

「〇〇に買い物に来たの」

「少し待つ時間ある?家大丈夫?」

「うん」

「じゃあ向かうからちょっと待っててね」




「今日は無理」

そんなこと言われたらどうしよう・・・

怖くてなかなか送信できなかったけれど

彼は出会った頃の優しい口調で涙が出た

あの頃に戻りたいとさえ思った




付き合う前にも何度か泣いて電話した

彼は仕事が大忙しの時でも飛んできてくれた

あの頃の彼がまだいたんだと涙が出た

コロナさえなければ・・・

介護さえなければ・・・

もう追い詰められていたのです





仕事上レストランなど入れない

車の中で二人で過ごした時間は今も忘れない

寄りかかった彼の腕の中はメチャクチャ温かい

このぬくもりは私にとって一番の場所

追い詰められた心が救われた




コロナも多変ですが

1人寂しく言葉も失い体も動かず

食べることさえ出来なくなった叔父の施設へ

防護服を着て15分の面会に休みの日は行く

今の私にはそれしか出来ない

またオミクロン株が出て面会も出来なくなるかも

だから頑張ろうと思う

片道45分大変ですが叔父は私だけはわかる

帰り際に「明日又来る?」とたどたどしいが

精一杯の言葉を発する

帰り道は泣きながら毎回帰る





私は一生介護なんだなぁ・・・





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