願い・・・

2008年8月28日 (木)

■願い・・・

少し疲れました





自分のフラッシュバックも

仕事も

父の介護も

子供たちの中途半端な子育ても







大好きな ”夏” も終わりに近づいて

子供たちの夏休みも終わる

本当に毎日が戦いでした





仕事も急に忙しくなり

暑さで何度も体調を崩し

寝不足の体で集中力が欠け

何度も怪我を繰り返し

それでも

生きていくために働かなくてはならなくて





今年の夏休み

チビとの約束も果たせなかった

彼は

「僕との時間をチビに・・・」

そう言っていたけれど

私自身

私を守るために彼と会うことは大切なことでした





女の私は

”女” と ”ママ” は全く別ものだと考えている

だって

心に余裕がなければ

父の介護もママ業も出来ないのだから








最近

介護疲れで殺人事件が多い

我が家は母と二人だからまだ良いが

一人で介護している方は

本当に行き詰っていたのだろうと思う

かと言って

人の命を奪うことは許されない

誰かに相談出来なかったのか?

そこまで追い詰めさせてしまったのは

高齢者に冷たい

世の中だからではないのでしょうか?







また

知的障害者を狙った犯罪も増えて

悲しくなります





アルツハイマーも知的障害も

なりたくてなったんじゃないんです

病気なんです

それも

治療したから治るという病気ではなく

一生背負っていくんです









確かに

ずっと一緒にいる家族は大変です

ですから

心に ”ゆとり” を

プレゼントしてあげて欲しいんです

難しいことではありません

車椅子で困っている方がいらしたら

「何か手伝えることありませんか?」

そんな言葉をかけて欲しいんです

「大丈夫です」

そんな風に断られるかもしれません

でも

きっとその方は心で

”ありがとう” と言っているはずですから

そして

心の中で ”頑張ろう” って思えるはずですから








私はご存知の通り

アルツハイマーの父

そして

姉の残した自閉症の子供

母と二人で介護や子育てをしています

やはり

心に ”ゆとり” がないとイライラします

そんな時

人の優しさに触れると涙が出るほど嬉しくて

”頑張ろう” って思えることが多いんです

だから

私自身が車椅子や歩くことが大変そうな方に

「何か手伝えることはありますか?」

そう声をかけることが当たり前になっています

迷惑がられたことなど1度もありません

「ありがとうございます」

笑顔で言って下さいます

例え

ドアを開け閉めだけでも助かることを

父の介護で学んだのです








どうか

世の中が変わって欲しい

国が変わらないのならば

ひとりでも多くの人に 

”ゆとり” のプレゼントをあげて欲しい

たった一言で良いのですから

そして

声をかけられた方も素直に甘えて下さい

一人で頑張らないで良いのですから






私も心に ”ゆとり” 大切にしていきます

彼の温もりで・・・

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